ひと言で表現すれば、「甘い」に尽きる。毎回のように最終年度に充足する見込みというが、現状は看護師の配置基準が満たせずに次々に病棟閉鎖している状況だ。それは地域医療の崩壊を意味する。供給見通しは再就業者の数で帳尻を合わせようとするが、再就業支援を国が怠っているため、結果、最終年度に解消するはずの数値にずれが出る。しかも、需給見通しを策定しても、養成所を充実させるなどの政策に反映されていないことがそもそもの問題。なんのための需給見通しなのか。診療報酬を引き上げるしか労働条件を良くする術はない。政策医療を担う公立病院が人件費負担で赤字経営になるような診療報酬ではいけない。最低限、OECD平均やGDP比8%程度の総医療費が必要ではないだろうか。
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